転職サイトで稀に見かける非公開求人。一般には出回っていない非公開求人。
一般には出回っていない為、転職エージェントや紹介会社が非公開求人を取り扱っています。
非公開求人の詳細に関しては、エージェント・紹介会社に登録をして情報請求をすれば公開してくれるはずです。
しかしなぜ求人をわざわざ非公開にするのでしょうか?
今日はなぜ非公開にするのか?についてお話していきたいと思います。
非公開求人にする理由① ライバル企業対策
大規模システム開発や、新商品PR、法務の募集など求人内容を見れば企業が次にどんな戦略を打ち出したいのか?という事をある程度予測する事が出来ます。
新しいサービスや商品の情報は、かなり厳しい発信ルールを設けられていて容易に情報を出す事が出来ません。アライアンスを組んでいるパートナー企業に対しても、プレスリリース発表までは情報を出さないという事もあります。
そういった背景から出来るだけ情報漏洩のリスクを下げる為、求人を非公開にしています。
非公開求人にする理由② 応募者対応・面接工数削減の為
中小企業やベンチャー企業など、人事関連業務に時間を多く取れないという企業は非公開求人にします。
実際に応募が入ってから面接までの企業側のやる事は非常に多いです。
応募が入ったら原則24時間以内に反応をしないと、求職者と連絡が取れなくなると言われており、人事担当者は出来る限り早い対応を求められます。
まず応募書類の確認。この時に募集要項に当てはまるか当てはまらないか、もしくは面接をしてみないと分からない応募者など振り分けをお子に増す。
その次に応募者への連絡。
応募者とすぐに連絡がつけば良いのですが、メール・電話に対して反応が一切ない応募者もいる事は事実。人事としては当然一回の連絡で対応を終えるわけにはいきませんので、時間を変えてまたメール・電話をして応募者への対応をしていきます。
連絡が取れたら面接日時の調整。面接前日までのリマインドメールや、応募者の都合で面接日時の変更などがあり、その都度予定の確認・調整を行っています。実際に面接に応募者が現れるまで、安心出来ないのが人事担当者です。
特に昨今ではSNSによる書き込みや口コミで、企業に対してのネガティブ情報を簡単に発信されてしまう時代。どんな応募者に対しても失礼のないように対応をしなくてはならず、思った以上に精神力を人事担当者使っています。
非公開求人にする理由③ 社内の人間に見られない為
自分がいま働いている企業が新しく求人を出しているのを見たら、働いている人達はどう思うでしょうか?
実際に私が面談をさせて頂いたケースでも、これを理由にして転職活動をしている方がいらっしゃいました。
その方はシステムエンジニアとして6年ほどキャリアがあり、仕事も大分任せられるようになって次はいよいよPM/PLとしてキャリアアップをしていきたいと考えていました。
社内のプロジェクトでも大きな案件のメンバーに入り、さあこれから!と言う時に自社の求人でPM/PMの掲載を見てしまったとの事。
自分がいま会社で頑張っているのに、外部から新しい人を入れようとしているのか・・・。
自分では務まらないのか?と、自分自身の存在意義に疑問を感じてしまい転職活動を始められた。という経緯です。
外部だけでなく現社員に対して見られてしまうと、あらぬ誤解を生んでしまうリスクがある為に非公開求人にしているケースもあります。
こういった理由から求人を非公開にしているという感じです。
更に付け足すと、求人を一般公開すると募集要項に当てはまらない人からの応募が増える為、非公開にしているというケースも多くあります。
非公開求人の内容をお伝えするには、我々エージェントへの登録が必須となります。
面談を通して登録自体はすぐに終わらせる事が出来ます。
重要な事は、今よりも良い条件での転職が出来るかどうかという事。
IRIE JAPAN合同会社では非公開求人を含め、大手転職サイトに掲載している求人も多数保有しております。
ご登録前の相談や世間話(笑)だけでも、是非ご連絡下さい。




